超初心者レベルでも得意な分野なら翻訳もできる!

こんにちは、英語講師の後村です。

私のレッスンでは洋書を使用しておりますが、レッスンでは精読がメインです。

ば~っと読むと、わかった「つもり」になってしまうので、かならず母国語の日本語に置き換えていただいております。

そうすることで、間違って理解していたというケースがわんさか出てきます。

日本語におきかえて表現していただくのは、確認という意味でも大事ですが、日本語のセンスを磨くことにもなります。

つまり、翻訳のスキルアップにつながります。


"He knows the lanes and yards of Whitechapel well."
これは、The Last Sherlock Holmes Storyのなかの一文。
中学1年生でも意味がわかる英語です。
中学生だと、直訳して「彼はホワイトチャペルの通りや囲い道をよく知っている」とするでしょう。
学校の試験ではOKですが、日本語としてはやや問題がありますよね?
lanes and yardsをそれぞれの単語に置き換えなくても、「ホワイトチャペルのあらゆる通りを知っている」あたりでいいかなと思います。
ところがですね、「ホームズはホワイトチャペルに土地鑑がある」とした生徒さんがいらっしゃるのですよ~!
これ、かっちょいいですよね?
土地鑑があるなんて、この私、すんなり出てきませんでした!
この生徒さん、サスペンスものが大好きな方なんです。
以来、「火スぺの女」と呼んでおります。

で、英語のレベルはというと、以前は超初級レベル(汗)

でもですね、ちょっとだけスパルタのせいか、ここ2年くらいでぐ~んと伸びていらっしゃいます。

15年前に某英会話学校で担当させていただいた生徒さんですが、この方だけはどうにもレベルをあげることができなかったという、いわくつきの生徒さんなんです(泣)

宿題は一切やらない方でした......。

数年前から私の教室にて受講してくださっておりますが、昔とはうって変ってめちゃくちゃ勉強しております!

人って変わるのね~。

年齢は関係ないのね~とつくづく思います!

あ、ちなみにこの方50代後半の方です。