it's と its の違い

「~の」というのを、英語ではどういうのか?

私のバッグと言いたければ、
 ↓
My bag.  ですね。


あの男性と言いたければ、
 ↓
That man.  です。


では、名前を使って「よしこさんのバッグ」という場合は
どうすればいいでしょうか?


「S」をつけるといいですね。

Yoshiko's bag. となります。


では、これをもとに下記の問題をやってみましょう!!


1.この本は面白い。
2.あのバッグがほしい
3.こちらはフィルです。弟さんはベンと言います。
4.これは、栄子のウサです、モコと言います。
5.ここは先生方の部屋です。



できましたか?


回答です。 

1. This book is interesting.
2. I want that bag.
3. This is Phil. His brother is Ben.
4. This is Eiko's rabbit and its name is Moco.
5. This is Teachers' room.


どうですか、全問正解しましたか?

少し補足いたします。



4番です。  

Its とありますね。 

It's ではありませんのでご注意を。

え?と思われましたか?

では、学生時代にやった事を復習してみましょう。

I My Me
You Your You

ここまではOKですか?



では、

it its it

というのはご存知でしたでしょうか?


この真ん中のが4番の答えです。

It is → It's とは明らかに違います。

ですが、やっかいなことに
音は Its も It's も同じです。


ではどうやって、聴いているときに違いを判別するのか?


文章の中身から判別することです!
つまり、文法力が問われます。


Its name is Moco.という文章を聴いて
It's name is Moco. と思いますか?


中にはいますよね(汗
実際私の友人が先日まで、It's だと思っていたということが
判明しました。


しかもItsという言葉は知らなかったのです。


ちょっと考えてみてくださいね。

It's name is Moco. → It is name is Moco.なんて
文章として全くおかしいですよね?




5番も注意が必要です。

This is Teachers' room.

どうして、Teacher's room.とならないか?


先生は一人だけではなく大勢います。
ま、職員室ってことですね。


複数形になります。


Teachers. となりますね。
そこに「S」をつけると、Teachers'sとなります。


ここまでは流れとして大丈夫でしょうか?


Teachers's の語尾が →→ s’s という風に
sが2つ重なるときは一番後ろのsを外して良いという
決まりがあります。


ご存知でしたか?


ここで注意しなくてはいけない事があります。


4番と同様、聴いているだけでは Teacher's も Teachers'も
音としては同じなのです。


一人の先生なのか、大勢なのか大きな違いですよね。


Girl's Girls' や Boy's Boys' も同じことが言えます。


一人の女の子・男の子用なのか、
大全の女の子・男の子対象なのか
聴いているだけでは判別できません。


ですので、文章の意味から理解しないといけませんね。


つまりは文法力が必要になります。


文法力は文法書だけやっていても身につきません。


やはり、自然な英語を沢山読むという事が大事になってきます。
読書で語彙も文法力(文章を構成する力)もつきます。


自然な文章が書けたり話せたりします。
また、英語の環境に浸れますよ! これが一番ですね。


海外に行かなくても瞬時に英語の世界に入れます。

fineの意味いろいろ。

Would you like somethig to drink?
何か飲む?


と聞いた時、相手の方が、
I'm fine. と答えました。


意味はわかりますか?


「元気ですよ」ではありませんね。



答:わたしは結構です。

という意味です。つまり、いりませんよ!と断っているのです。
Nativeの方は結構この表現使いますね。