Nice and warmの意味

Niceは素敵というような意味。 Warmは暖かいという意味
では、This room is nice and warm.はどんな意味か?

「この部屋は素敵で暖かいわ」
っていう日本語はどう考えてもおかしい・・・
意味がしっくりこないと思いませんか?

ご存知のように英語ってロジカルな言語。
なのに、[素敵]で[暖かい]という違うカテゴリーのグループ同士をくっつけるはずはない。
前後は必ず関連する塊(かたまり)になっているはず。

てことは、"nice and"にワケがありそう・・・

で、気がつきましたか?

nice and = nicely, satisfactorilyというような意味。
つまり、warmを修飾しているんです!!

This room is nicely warm.
「この部屋、丁度いい具合に暖かいわね」って意味です。

この発見は大きいですわい!

英語だけで話したり読んだりしていると、そのまま流していたと思いますが、翻訳するようになってから、日本語として合っているのかをよ~く考えるようになりました。

ちなみに、このnice andの説明は英英辞書の最初に載っています。

答えです。One Twoの意味意外な意味


前回は、奨学金制度の説明分にあった、one  twoについての質問でした。

その1文です。

These scholarships are available for NEW international students only (two offered in September and one offered in January of each year).

この、two と one は何を意味しているかわかりますか?

奨学金制度は様々ありますし、対象者もいろいろです。

最初種類かと思いましたが、ちょっと違いますね。

では、回数でしょうか?
9月に2回、1月に1回奨学金が授与されるのでしょうか?

いえいえ、これは人数なんですね。

つまり、9月に2名、1月に1名ということ。
ま、回数としてもいいでしょうが、あくまでそれぞれ違う学生に対して授与されるということが
理解できていないといけないわけです。

9月に2回、1月に1回となると、一人に対して奨学金が3回に分けて授与される印象を与えてしまいます。

ということで、答えは人数だったわけです。

奨学金制度で、このような人数が書かれている大学案内を訳したのは初めてのケースでした。

先入観で読んでいると間違ってしまいますね。

簡単な
one, twoですが、簡単だからこそ難しいな~と思った一例です。

one twoの以外な意味


最近は英語のレッスン意外は、ず~っと翻訳の仕事にかかりっきりです。

翻訳することで自分の英語力と日本語能力が高まった気がします。

でもですね、どんなに英和辞書を引いても、どんなに英英辞書で本来の意味を調べても、どんなにネットで検索しまくっても、わからないことがあるのです。

英語でのイメージはつかめるのですが、翻訳という日本語に置き換える段になると、「つまりこれは何なの」とはっきり言えるほど理解できていないことがあります。

ま、わかってないってことですよね(汗

でもわからないとは言えない翻訳のお仕事。

そんな時の最後の手段は・・・誰かに聞く。

頼りになるのは何といっても、と・も・だ・ち!

そう、外国人の友達の存在は大きいのです!

今回もお世話になりました。

あ、なっています、が正解ですね。

どうしても理解できなかったのがコレです。

大学の奨学金制度のところです。

様々な奨学金制度があるのですが、その中の1文です。

These scholarships are available for NEW international students only (two offered in September and one offered in January of each year).

この、two と one は何を意味しているかわかりますか?

翻訳していて、こういうとても簡単な誰でも知っている英語がわかりずらいのです。

英語だけで聞いていれば、ふ~んって感じで流せますが、文字にするとなると「つまり何を言いたいのか?」まで理解していないといけないわけですね。



答えは次回にて!