気持ちはわかるけど、「その英語、通じませんよ」というのが結構というか、かなりあります。
ある日、"What's up?という質問に対して、"I owe studying"という方がありました。
何を言っているのかわからず、困惑しながら聞いておりました。
どうやら、辞書に掲載されている日本語訳をそのままあてはめたようです。
そのために起こった意味不明の英語です(汗)
Oweというのは、「~に貸しがある」「~のおかげで」などという意味あいで使われてますが、それは、英語の文章に合わせて限りなく自然な日本語にしているわけです。
ですので、直訳調に右のものを左に置き換えていたのでは、全く意味が通じないのです。
I owe studyingとは、いったいどういう意味なのか?
私の頭の中では理解できませんでしたので、様々質問を浴びせてみました。
なんとな~く見えてきたのは、「おかげで、勉強するようになった」と言いたかったようです。(定かではありませんが)
日本語だけみていると、「おかげで、勉強するようになりました」だけで意味がわかりますが、英語では、誰のおかげなのか、なんのおかげなのか、うるさいくらい言葉を入れないといけませんよね。
「お母さんがね~」というと、あ~、話している人の母のことか~とわかります。
でも、Mother is と英語で言われても、誰の母なのか、一般的な「母」をさしているのかわからないので、必ず、My mother, Her mother, Our motherと言わなければなりません。
「昨日、友達が遊びに来たんだよね」というと、話している人の友達が来たのだということが、わかります。
「で、ワイン持ってきてくれたんだ」と言うと、その友達が持ってきたのだとわかります。
でも、男性なのか女性なのか不明です。
日本語だと、話の最後まで、男性か女性かを明かさなくても「友達が~」で通せます。
しか~し、英語ではそれができません。
「友人というものは」という一般論として使う場合以外、
友達が来たんだよね~を直訳して、Friend came over to......では、わからないのです。
誰の?となります。
しかも、一人なのか2人以上なのかも示す必要があります。
必ず、One of my friends, One of my mother's friends, Misha and her husband などと、はっきりさせる必要があります。
そして、その後、S/he brought wine~。となりますので、100%の確率で女性か男性かがわかることになっています。
最後まで、my friendで通すことはできない言語なのです。
ま、嘘をつく必要もありませんけどね。
日本人にとって、He, She, They, Weなど結構間違えてしまいますよね。
マイケル(男性) is my friend. と話すので、ふんふん男性なのね~と思いきや、She is the best teacher. と言われると、どういうこと?となります。
A high school student came to our elementary school to help ~~。と話していて、途中で、They were very friendly.となって、え?誰のこと? 急に人数増えたの?とこちらの頭の中が混乱します。
主語や、単数・複数も明確に伝えることがない日本語を話す私たちにとって、sheや he、単数や複数もごちゃごちゃに間違えたってさほど問題とは感じずらいのです。
かくいう私も日本人ですので、そのような間違いも良くしてきました。
どこでちゃんとなおすようになったかというと、私と話す外国人の方が「意味わかりませんが?」という困惑した顔を見てからです。
そっか~、伝わってないのね~ということを何度も何度も繰り返して、やっと自分で自分のエラーに気づくようになりました。
では、私の生徒さんはというと、私が日本人であるため、生徒さんの言っている意味がわかってしまうので、あまりいい環境とはいえません。
明らかに意味が通じない場合もありますが(笑)
その場合は、「すみません、日本語で言ってください」とお話し、そのあとで、その生徒さんのレベルなら作れるであろう文章にもっていくよう、日本語の表現そのものを変えます。
ほとんどの場合、これで「通じる英語」になります。
あ、話がそれてしまいました。
つまり、「その英語通じませんよ」あるいや、「その英語で十分OKですよ」ということを感じる機会が必要ってことです。
海外に行くのもひとつですが、そうそう簡単にも行けません。
ということで、私の友人の外国人講師に担当してもらうことにしました!!!
来月より外国人講師(TESOLを持っている講師)のレッスンを行います。
2~3ヶ月に1度の割合で行います。
3~4名の少人数制です。
生徒さんと先生の都合を考えると日曜日がベストなので、日曜日に行います。
スパルタ爆発ですが、生徒さんには伸びていただきたいので、優しく強制!いたします。
レッスンのあとは、飲み会です!
もちろん、英語だけですが(笑)
第一回は、4月中旬を予定しています。
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日本人なら思わずやってしまいそうな失敗・・・。
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